1956年のミラノ・サローネで発表された「フルーツボウル」。ハンス・J・ウェグナーがヨハネス・ハンセン社のためにデザインした彫刻的で収納力のあるこの家具は彼の遊び心に溢れ、フルーツボウルをスチールの脚に乗せるというシンプルなもの。また、彼がロクロの技術を使ってデザインした唯一の製品です。
脚を外してそのままダイニングテーブルに乗せることも出来、ローテーブルとしても活躍してくれそうなサイズです。
1991年にPPモブラー社がその製造を引き継ぎ「PP586 フルーツボウル」として復刻され、2006年にはその誕生50周年を記念して当時と同じチーク材のフルーツボウルが50脚のみ限定生産されました。50個限定を示すシルバー製のシリアルナンバープレートがボウル裏面に付き専用のBOXに収められています。