1956年発表のベンチ「3171」。長年使い続けられるようにと、ボーエ・モーエンセンは、安定感のあるシンプルな構造と洗練された完璧な形状を追い求めました。
シェーカー家具のリ・デザインの最高傑作と言われるモーエンセンの名作「J39」を、時を経て自らリ・デザインし「3236ダイニングチェア」を発表、さらに発展させていったのがこの「3171ベンチ」です。
背もたれの部分は薄い翼断面状でどの角度から見てもすっきりと美しく、座は一枚の革で継ぎ目なく丁寧に張られています。軽くて耐久性も高く、タイムレスに美しいデザインは非常にモーエンセンらしく、モダンな空間によく合う名作です。