「木曽の家具に寄り添う陶と野の花」展・・・吉見螢石

5月22日(水)から開催、Bo STYLEのイベント(東区代官町)のご案内です。

「木曽の家具に寄り添う陶と野の花」展
木曽の家具に寄り添う陶・・・吉見 螢石 (よしみ けいせき)

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書道家にして陶芸家。
日本最古の焼物のひとつである須恵器の焼成をベースに
大胆で、かつ繊細な作品づくり。

作品名  陶額「日・月」

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作品名 須恵器”Yakimochi”

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お餅を焼いた時のあの膨らみが・・・


須恵器(すえき)について、少し・・・。

朝鮮半島が起源とされている「須恵器(すえき)」。
日本で初めてロクロと窯を使って作られた本格的な焼物であり、
その後の中世の焼物へと発展して いったと考えられています。
国内に残るものとしては、5世紀中頃のものから確認されており、
須恵器生産が始まった場所(窯跡)としては、
福岡県の小隈・山 隈・八並窯跡群とともに、
大阪府南部の丘陵地帯に分布する陶邑窯跡群が知られています。
7世紀頃に最盛期を迎えた須恵器生産でしたが、
その後10世紀頃には廃れてしまいました。

須恵器の特徴は、その色にあります。
閉ざされた窖窯の中での1,000度以上になる高温焼成の過程で起こる還元作用により、
閉ざされた成分から酸素が奪われた土の表面には、
青味と黒味がブレンドされた独特の深い色が出現します。


西武百貨店や大丸、ギャラリーなど、日本各地で個展をされている吉見螢石さん。
名古屋では、このような催しは、初めて開催されます。
吉見さんご自身も、とても魅力あふれる女性です。
ぜひ、須恵器や吉見さんの感性に触れてみてください。


須恵器”Yakimochi”を、花器としてこんな風に使用することも。

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ぜひ、ご来場ください。
お楽しみに。


会場は東区です。お間違えないよう、お気をつけ下さいませ。
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期間中、コスモスクエア内、Bo STYLEは、臨時休業いたします。
(5月26日(日)手づくり市を除く)
併せて、5月20日(月)・21日(火)も準備の為、
コスモスクエア内、Bo STYLEは、臨時休業いたします。