Jorn Utzonヨン・ウッツォン

アルヴァ・アァルトやフランク・ロイド・ライトといった世界的建築家からインスピレーションを受け、自然と調和した建築物を着想として独自の表現と彫刻的な建築物を作り上げてきた。特に自然光の原理を熟知し、光のダイナミズムと建築の調和を実現した建築家としてよく知られている。

1957年彼はシドニーオペラハウスにおける国際コンペティションにおいて選出された。それはまさに20 世紀のアイコンとなる建築物として実を結び、世界中にその名を馳せることになる。多くの逸話を残したこのプロジェクトによって、ヨァン・ウッツォンは世界中のプロジェクトを手がけるようになる。

2008年11月逝去。LIGHTYEARSRとのプロジェクトが、プロダクトデザインとして彼の遺作となった。空間との心地よい一体感を目指したLIGHTYEARSとのプロジェクトにおいて彼が与えてくれたこれまでにない芸術性、建築界に残したその偉大な功績を讃えずにはいられない。