語り継ぎたい存在価値 Vol.12
語り継ぎたい存在価値。
今回は、生活の中心、ダイニングの中心にあるテーブル、「ESSAY TABLE(エッセイテーブル)」をご紹介します。
デザインしたのは、北欧モダニズムの手法を受け継いで数々の国際的な賞に輝き、
またデンマークデザイン賞を2度も受賞しているデンマーク人デザイナー、セシリエ・マンズ。
彼女は、夫と2人の子どもとの暮らしについて話し、このテーブルへの想いを語る。
「私たちは4人家族で、いつも4つのことが同時進行しています。
人は、他の人が楽しそうに何かをしているそばにいたいと思うものです。
それなら、みんなが集まって別々のことができるテーブルを作ろうと思いました。」
フリッツ・ハンセンと彼女とのコラボレーションは、2007年5月にスタート。
テーマは個人ユーザーのための大きめのテーブル。
家の中で使うものということが、セシリエの興味をそそった。
1枚の天板と2つの脚部という3つの要素だけで構成されているため、
シンプルかつニュートラルで、優雅さとフレキシビリティを併せ持つ。
天板と脚の間に1枚黒い板を入れることにより、
しっかりとした天板が、フレームの上に浮かんで見える。
今回は、生活の中心、ダイニングの中心にあるテーブル、「ESSAY TABLE(エッセイテーブル)」をご紹介します。
デザインしたのは、北欧モダニズムの手法を受け継いで数々の国際的な賞に輝き、
またデンマークデザイン賞を2度も受賞しているデンマーク人デザイナー、セシリエ・マンズ。
彼女は、夫と2人の子どもとの暮らしについて話し、このテーブルへの想いを語る。
「私たちは4人家族で、いつも4つのことが同時進行しています。
人は、他の人が楽しそうに何かをしているそばにいたいと思うものです。
それなら、みんなが集まって別々のことができるテーブルを作ろうと思いました。」
フリッツ・ハンセンと彼女とのコラボレーションは、2007年5月にスタート。
テーマは個人ユーザーのための大きめのテーブル。
家の中で使うものということが、セシリエの興味をそそった。
1枚の天板と2つの脚部という3つの要素だけで構成されているため、
シンプルかつニュートラルで、優雅さとフレキシビリティを併せ持つ。
天板と脚の間に1枚黒い板を入れることにより、
しっかりとした天板が、フレームの上に浮かんで見える。
「必要のないものを最大限に省いた、シンプルな家具が好きです。
ただし唯一、デザインで遊ぶことのできた脚部には、いろいろな要素を凝縮しました。
その一連のディテールに、私はとても満足しています。
また、このテーブルの丈夫さも強調したい。
素材は木なので、汚れたら磨けばいいのです。
このテーブルなら、あなたの人生の残りの時間をずっと一緒に過ごせます。
もし望むなら、子供に受け継いでもいいでしょう。」と。
オーク、アッシュ、ブラック・アッシュ、ウォルナットといった木材の豊かな素材感も、
落ち着いた家庭的な雰囲気を引き立たせる。
50年以上も前のデザインのセブンチェアも、最近発売されたNAPチェアも
このエッセイテーブルの美しさを引き出す。
タイムレスなデザインも、フリッツ・ハンセンが大切にしていることの一つ。
彼女が家に帰ってから、このエッセイテーブルで、家族と過ごす時間を大切にする。
テーブルの片隅では子どもたちが紙に絵を描き、テーブルの真ん中では皿を並べ、
一方の端では、コンピュータのキーを打っている。
または4人が、それぞれ全然違うことをしているかもしれないが。
そんな光景を想像せずにはいられない。
ただし唯一、デザインで遊ぶことのできた脚部には、いろいろな要素を凝縮しました。
その一連のディテールに、私はとても満足しています。
また、このテーブルの丈夫さも強調したい。
素材は木なので、汚れたら磨けばいいのです。
このテーブルなら、あなたの人生の残りの時間をずっと一緒に過ごせます。
もし望むなら、子供に受け継いでもいいでしょう。」と。
オーク、アッシュ、ブラック・アッシュ、ウォルナットといった木材の豊かな素材感も、
落ち着いた家庭的な雰囲気を引き立たせる。
50年以上も前のデザインのセブンチェアも、最近発売されたNAPチェアも
このエッセイテーブルの美しさを引き出す。
タイムレスなデザインも、フリッツ・ハンセンが大切にしていることの一つ。
彼女が家に帰ってから、このエッセイテーブルで、家族と過ごす時間を大切にする。
テーブルの片隅では子どもたちが紙に絵を描き、テーブルの真ん中では皿を並べ、
一方の端では、コンピュータのキーを打っている。
または4人が、それぞれ全然違うことをしているかもしれないが。
そんな光景を想像せずにはいられない。